【突如として現れるミステリー・ゾーン】
リビングでくつろいでいた、ある午後のこと。 愛猫(茶トラ白)が、突然動きを止めました。
瞳孔を開き、耳をピンと立てて、じっと一箇所を見つめている。 彼が見つめる先には、何もないはずの、天井近くの壁の角でした。
飼い主(私)は、その視線の先を追いましたが、そこにあるのはただの白い壁。 しかし、猫は一歩も引かず、その一角に集中しています。
【カカカッ……。見知らぬ客へのクラッキング】
そして、猫の口から、独特な音が漏れました。
「カカカッ……。カカカッ……」
喉を鳴らすような、小さくて、でも確実なクラッキング。 それは、彼らが獲物や、人間には見えない“何か”を感知したときに出す、特別な音です。
薄暗い部屋で、何もない壁を見つめ、クラッキングを繰り返す猫。 その姿は、まるで何もない空間に、人間には見えない“見知らぬ客”が存在することを確信しているかのようでした。
【猫のひとりごと:見知らぬ客への対応】
「人間よ、なぜそんなに驚くのだ? お前には見えない、あの天井の角。 そこに、確かに“見知らぬ客”が、静かに佇んでいるではないか。
このクラッキングは、彼への挨拶、あるいは、この家が我の領土であることを伝えるための警告なのだ。 お前には聞こえなくても、彼にはこのクラッキングが、確実なメッセージとして伝わっているはず。
この瞳、そしてこの特別な音。 我は、お前の気づかないところで、この家の平和を守っているのだ」
第1回のダンボール賛歌、第3回の静かな圧とは異なる、第4回は猫のミステリーと、猫飼いなら誰もが経験する「壁見つめ事件」の悲喜こもごもを、ユーモアたっぷりにお届けします。
【読者の皆さんへ】
猫飼いの皆さん。 皆さんの愛猫も、何もない壁や天井を凝視し、クラッキング(カカカッ)を繰り返すことはありませんか? 「天井の角に“見知らぬ客”が見えたので、カカカッておきました」など、壁にまつわる大惨事(癒やし)の思い出を、ぜひコメント欄で教えてください! 共感の涙(と笑い)で、猫のひとりごとを、一緒に盛り上げましょう!


